【論文発表】B 型肝炎ウイルスの複製に重要なHBx タンパク質の構造解析の成果論文がPNASで発表されました

本論文は、国立国際医療研究センター研究所の町田晋一先生との共同研究による成果です。本報告では、B 型肝炎ウイルス(HBV)の複製で重要なHBx タンパク質の構造をクライオ電子顕微鏡を用いて詳細に解析しました。当研究室で無細胞タンパク質合成系を用いて生産した HBx タンパク質が、タンパク質間相互作用解析に貢献しました。本研究で得られた知見は HBx の作用機序に新しい視点を提供し、B 型肝炎に対する治療法開発に寄与する可能性があります。

Tanaka H, Diogo Dias J, Jay B, et al.
Structural basis of the hepatitis B virus X protein in complex with DDB1. 
Proc Natl Acad Sci U S A. 2025;122(24):e2421325122.
doi:10.1073/pnas.2421325122

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