2024.10.02
本日、ウチのラボの野澤 彰 准教授の研究が愛媛新聞に掲載されました LinkIcon愛媛新聞 記事
掲載論文 LinkIconNature Plants HP
Web ニュース LinkIconYahoo !
2024.10.01
本日、新3年生 8名が仮配属されました。これから最大で3年と半年、一緒に研究を進めて行きましょう。 LinkIconMembers
2024.07.05
原著論文1つと日本語の総説1つを追加しました。 LinkIconPubulication list
2024.05.01
中村先生が同じ愛媛大学プロテオサイエンスセンター内の増本研へ助教として移動されました。頑張って下さい。
2024.04.10
D2の山田航大氏は、日本学術振興会の特別研究員(DC2)に採択され活躍することになりました。 LinkIcon特別研究員
D2の澤崎佑太氏は、経産省の 研究開発型スタートアップ支援事業の 起業家候補支援プログラム(NEP)に採択され活動することになりました。 LinkIconNEP
D1の足立裕美子氏と、D2の澤崎佑太氏が愛媛大学次世代研究者挑戦的研究プログラム(EU SPRING)に採択されました。 LinkIconEU SPRING
2024.04.07
足立裕美子さんがドクターコースに入学しました。3年間、頑張って下さい。
2024.03.25
本日をもって5名の大学院修士課程生と1名の学部生がラボを卒業しました。今まで、頑張ってくれて、ありがとう。夜の呑み会でも話しましたが、社会人になり、行き詰まった時には、遊びにおいで。その日まで、ラボでの経験を活かして、自分の幸せを見つけて下さい。応援しています。
論文を追加しました。 LinkIconPubulication list
卒業しましたので、ラボメンバーを2024年度版に更新しました。 LinkIconMembers
2023.12.15
D1の山田航大氏のFabIDの論文がNature Communicationsに掲載されました!! 山田氏は、今年、これで筆頭著者の論文が2報目となりました。おめでとう。 LinkIconPubulication list
他に2報論文を追加しました。 LinkIconPubulication list
2023.10.23
新しく3年生が6名仮配属されました。例年に比べれば少ないメンバーですが、少数精鋭として期待します。頑張ってください。 LinkIconMembers
論文を1報、追加しました。 LinkIconPubulication list
2023.09.20
論文を3報分、追加しました。 LinkIconPubulication list
2023.09.10
澤崎研野澤Tの博士課程後期1年生(D1)の澤崎佑太氏が 「ベストプレゼンター(ポスター発表)賞」を受賞しました。 愛媛大学HP
2023.08.22
山中研と澤崎研の共同による論文が公開されました。催奇性を大幅に軽減したサリドマイド誘導体の開発と、ネオ基質の分解を制御できるPROTAC用E3バインダーの開発に成功しました。 LinkIconOpenAccess LinkIconPubulication list
山中先生の研究に関するプレスリリースを行いました。 愛媛大学HP
2023.06.26
D1の山田航大氏と卒業生の曾我氏のリジン無しペプチドタグであるGATSタグシステムの論文が公開されました。リジン残基が無いペプチドタグなので、AIGAと共にBioID法での利用に最適です。是非、ご利用下さい。 LinkIconOpenAccess LinkIconPubulication list
2023.05.10
野澤先生の論文が、Communications Biologyに掲載されました。 LinkIconPubulication list
記者会見を行い、4つの新聞社が参加し、様々な議論が交わされました。 愛媛大学HP
記者会見の内容が愛媛新聞に掲載されました。

澤崎研のバイオ技術開発と研究テーマ
Biotechnology development and Research themes in Sawasaki Lab

 私達は、遠藤弥重太教授の元で、タンパク質を自由に合成できる技術の開発に成功しました。
それを引き継いだ澤崎研では、現在、バイオ技術開発として下記の4つの方向性をもって、合成したタンパク質の機能を自由に解析できる技術開発を進めています。LinkIcon Check below !!

そして、具体的な標的として、細胞のがん化やウイルス感染に必要だけれども、まだ誰も知らないタンパク質を新しく見つけ出す研究を進めています。LinkIcon Research
また、これらのタンパク質解析・同定技術を広く、皆さんに利用してもらえるように技術の普及に努めています。

無細胞タンパク質合成技術
Cell-free protein synthesis technology



タンパク質を合成できる技術は、生きた細胞を使う方法と、細胞がもつタンパク質合成反応を試験内に取り揃えた無細胞合成系の2種類があります。我々は、コムギ胚芽をもとに真核生物型のタンパク質合成に最適化したタンパク質合成技術の開発することに成功しました。

詳細LinkIcon

膜タンパク質合成・精製技術
Liposome-supplemental cell-free membrane protein synthesis and purification


細胞から目的の膜タンパク質を精製することは非常に困難であるため、膜タンパク質の生化学的な解析はとても遅れています。我々は、この問題を打破するために、コムギ無細胞タンパク質に人工膜(リポソーム)を添加することでヒトの膜タンパク質を合成するだけでなく、目的の膜タンパク質を精製する技術を開発することに成功しました。

詳細LinkIcon

基質タンパク質スクリーニング技術
Screening technology for protein substrate

遺伝子の本体はタンパク質です。遺伝子を細胞に導入するだけでは、生物学的な役割は見えてくるかも知れませんが、タンパク質の機能を理解するためには、活性測定など生化学的な解析がとても重要です。タンパク質の機能が理解できる=遺伝子機能の理解となります。我々は、1日に4万種類以上のタンパク質を生化学的に調べる技術を開発することに成功しました。

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ドラッグスクリーニング技術
Drug screening technology

薬はタンパク質に作用します。昔と比べて、薬を飲むことで病気が治ることが増えてきました。この世には、多種多様な病気が存在します。そこで、もっと多くの病気に対しても薬を創ることが求められ始めました。コムギ無細胞系とAlphaScreen技術の融合により、とても容易に薬剤探索(ドラッグスクリーニング)が可能となることが分かってきました。また、薬剤はヒトへの薬剤開発という側面だけでなく、細胞や個体でのタンパク質機能を解析するツールとしてもとても強力であることも分かってきました。薬剤を用いてタンパク質の機能を調べる手法は、ケミカルバイオロジーと呼ばれ、今後の発展が期待されています。我々の技術を、ドラッグスクリーニングへ応用しています。

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自己抗体・自己抗原探索技術
Screening technology for autoantigen protein and autoantibody

最近の知見では、様々な疾患のケースで、自分自身がもつタンパク質と反応する自己抗体が誘導されてくることがわかってきました。我々は、自己抗体探索用のタンパク質ライブラリーを構築し、種々の疾患で誘導されてくる疾患特異的な自己抗体を探索する技術開発に成功しました。この技術は、現在、マラリアワクチンの探索などにも威力を発揮しています。

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