INFORMATION

高橋宏隆准教授が高大連携授業を実施しました【9月12日(木)】

2024.09.24
教育
無細胞生命科学部門

令和6年9月12日(木)、プロテオサイエンスセンターの高橋宏隆准教授が、愛媛県立松山南高等学校理数科1年の生徒13名を対象に、授業及び研究室見学を実施しました。

プロテオサイエンスセンターでは、大学での授業や研究施設の見学を通して医学、生命科学、農学、工学に興味・関心を持たせるとともに、創造性や独創性のある研究者・技術者の素養を身に付けさせることを目的として、文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されている愛媛県立松山南高等学校に対し、毎年、授業の実施や研究室訪問の機会を設けるなどの支援協力を続けています。

今年度は、プロテオサイエンスセンターの高橋准教授が、「基礎からわかるウイルス感染症」と題して講義を実施しました。講義では、ウイルスとは何か、ということから始まり、ウイルスの構造や身体の細胞に侵入して増殖するメカニズム、プロテオサイエンスセンターで実施している無細胞タンパク質合成技術を基盤としたウイルス研究などについて説明がありました。

講義を終えた後は、高橋准教授が所属する無細胞生命科学部門の実験室を見学し、安全キャビネットやインキュベーター、冷凍庫などウイルス研究に欠かせない設備の説明を受けた後、実際に培養している細胞の観察を行いました。

プロテオサイエンスセンターでは、このような高大連携事業のほか、タンパク質に対する興味と理解を深めてもらうため、主に中高生を対象として、参加型実験を取り入れたセミナーを実施しており、今回の授業を受けた生徒やセミナーの受講生の中から、将来、タンパク質研究に取り組む研究者が現れることが期待されます。

 

高橋宏隆准教授による講義の様子

高橋宏隆准教授による講義の様子

授業風景

授業風景

研究室見学

研究室見学