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植物ウイルスと農業被害 〜カンキツウイルス検査キットの開発~ を開催しました【11月9日(月)】

2020.11.09
学会・セミナー

プロテイン・アイランド・松山による講演会「植物ウイルスと農業被害 〜カンキツウイルス検査キットの開発~」を2020119日(月)に、テクノプラザ愛媛 テクノホールにて開催しました。
はじめに、農学部の小林括平教授
から、植物ウイルスの多様性と現在のウイルス検出法の問題点について、ご講演をいただき、続いて愛媛県果樹研究センターの青野光男様から、愛媛県のカンキツ生産現場で問題となっているウイルスとそれらによる被害状況について、ご講演をいただきました。
次に、プロテオサイエンスセンターの野澤彰講師から、カンキツウイルス検査キット
の開発状況に関する説明を行い、試作キットを用いたカンキツウイルス検出実験を、参加者の皆様と共に行いました。このキットの開発には、プロテオサイエンスセンターが独自に開発してきたコムギ無細胞タンパク質合成系を基盤とした技術が使われています。(プレスリリース
講演会の最後には、愛媛県経済労働部産業支援局 佐藤努局長から閉会のご挨拶をいただきました。
当日の様子は、愛媛CATV イベントチャンネルにて、1212日から繰り返し放送されます。詳しい番組表は愛媛CATVのホームページでご確認ください。

 当日は、感染症対策のため、質問票を用いての質疑応答でしたが、数多くの質問が寄せられました。代表的なものをその場で回答しましたが、検査キットの開発状況や検出感度に関する様々な意見をいただき、主催者としても検査キットに対する期待の大きさを感じるたいへん貴重な機会となりました。当日回答できなかったものも含め、Q&Aをプロテイン・アイランド・松山ホームページでご覧いただけます。今後、更に実用的な検査キット開発を皆様とともに行っていきたいと考えています。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

開会挨拶(愛媛大学プロテオサイエンスセンター副センター長 澤崎達也)

開会挨拶(愛媛大学プロテオサイエンスセンター副センター長 澤崎達也)

講演1  (愛媛大学 農学部 教授 小林括平)

講演1  (愛媛大学 農学部 教授 小林括平)

講演2(愛媛県 農林水産研究所 果樹研究センター 主任研究員 青野光男)

講演2(愛媛県 農林水産研究所 果樹研究センター 主任研究員 青野光男)

講演3・実技(愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 講師 野澤彰)

講演3・実技(愛媛大学 プロテオサイエンスセンター 講師 野澤彰)

閉会挨拶(愛媛県 経済労働部 産業支援局 局長 佐藤努)

閉会挨拶(愛媛県 経済労働部 産業支援局 局長 佐藤努)