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開催報告書(PDF:5,51MB)を作成しました。
◆ 開催日:平成25年8月1日(木)~8月4日(日)
◆ プログラム概要
各県の教育委員会などから推薦を受けた16人の化学あるいは生物担当の高校教員(愛媛県,香川県,各3人,徳島県,高知県,各2人,静岡県,愛知県,兵庫県,岡山県,広島県,大分県,各1人)は,まず,プロテオサイエンスセンター・プロテオリサーチ領域の林秀則教授から,遺伝子とタンパク質に関する講義を受けた後,理工学研究科の大学院生および理学部学生などから指導を受けながら実験に取り組みました。1日目はDNA断片を接続して組換えDNAを作製し,これを大腸菌に導入しました。2日目は本キャンプの目玉となるコムギ胚芽による無細胞タンパク質合成実験を,高校向け教材として市販されているキットを主に用いて実施しました。3日目はDNAの塩基配列をオートシーケンサーで解析したり,遺伝子組換えによって作られたタンパク質の分子量を質量分析装置で決定したり,さらに本学のe-ラーニングのサイトを利用して分子模型のグラフィックスにチャレンジしたりと,通常,高校では実施できないような実験にも取り組みました。多くの参加者にとってほとんど初めての実験もあり,器具の使い方や試薬の成分,各操作の意義などを学生補助員に熱心に質問していました。
今回のキャンプに参加した熱心な教員によって,無細胞タンパク質合成法を活用した統合型生命科学教育が高校でも実施されること,また本学における生命科学の研究が多くの高校生に紹介されることが期待されます。一般的に,大学における高校教員に対する各種事業が県単位であるのに対し,今回のキャンプの参加者は複数の県にまたがっているため,教員間の連携によって同様の内容に触れる高校生の数はさらに多くなるものと期待されます。
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愛媛大学ホームページにも開催報告を掲載しています。