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【学会・セミナー】 バイオイメージング部門

2017年06月12日(月) 18:00~ 医学部 基礎第1講義室(総合教育棟2階)

PROSセミナー&大学院特別講義を開催しました

プロテオサイエンスセンター バイオイメージング部門主催 のPROSセミナーを開催いたしました。皆さまのご来場、心より御礼申し上げます。
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腫瘍血管内皮細胞の特性とがんの悪性化

北海道大学 遺伝子病制御研究所
フロンティア研究ユニット 血管生物学研究室
特任准教授 樋田 京子 先生
血管新生阻害療法は多くの癌患者に延命効果をもたらした。しかし、その一方で副作用や薬剤耐性などの問題もある。最近,がん細胞のみならず腫瘍間質細胞の異常性がよく知られるようになってきたが,われわれも腫瘍間質内の血管内皮細胞には正常血管内皮細胞と比べ様々な特異性があること,またそのメカニズムにはがん微小環境因子が関与していることを見出してきた.さらに最近,腫瘍血管内皮細胞
が微小環境の影響をうけるだけではなく,逆にがん細胞の転移を促進する作用をもっていることを示し,腫瘍血管による転移の誘導という新しいがん悪性化機構を明らかにした.本講演では腫瘍血管内皮細胞の多様な生物像について紹介し,腫瘍血管を標的とした新しい抗がん剤開発に向けてのわれわれの研究について紹介させていただきたい.

 



資料1