スケジュール 開催報告書

開催報告書(PDF:5,12MB)を作成しました。

YouTube 愛媛大学チャンネルに発表の様子が掲載されました。

スケジュール 開催報告

◆ 開催日:平成24年8月2日(木)~5日(日)

プログラム概要

 各県の教育委員会などから推薦を受けた17人の化学あるいは生物担当の高校教員(愛媛県と高知県,各3人,徳島県と愛知県,各2人,香川県,京都府,福岡県,佐賀県,熊本県,長崎県,広島県,各1人)は,まず,無細胞生命科学工学研究センターの林秀則教授から,遺伝子とタンパク質に関する講義を受けた後,理工学研究科の大学院生および理学部学生などから指導を受けながら実験に取り組みました。1日目はDNA断片を接続して組換えDNAの作製し,これを大腸菌に導入しました。2日目は本キャンプの目玉となるコムギ胚芽による無細胞タンパク質合成実験を,平成25年度から使用予定の高校教科書に掲載されている探究活動を先取りして実施しました。3日目はDNAの塩基配列をオートシーケンサーで解析したり,遺伝子組換えによって作られたタンパク質の分子量を質量分析装置で決定したりと,通常,高校では実施できないような実験にも取り組みました。多くの参加者にとってほとんど初めての実験もあり,器具の使い方や試薬の成分,各操作の意義などを学生補助員に熱心に質問していました。

 今回のキャンプに参加した熱心な教員によって,無細胞タンパク質合成法を活用した実験が高校でも実施されること,また本学における生命科学の研究が多くの高校生に紹介されることが期待されます。一般的に,大学における高校教員に対する各種事業が県単位であるのに対し,今回のキャンプの参加者は複数の県にまたがっているため,教員間の連携によって同様の内容に触れる高校生の数はさらに多くなるものと期待されます。

愛媛大学ホームページにも開催報告を掲載しています。
愛媛新聞(平成24年8月3日朝刊)に開催記事が掲載されました(掲載許可番号:G20021001-00001)。

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