プロテインアレイ  

 
 

 

 プロテインアレイとは無細胞技術を用いて合成したタンパク質のセットです。現在、我々が研究に用いているヒトプロテインアレイには、ヒトゲノムにコードされた2万種のタンパク質の約7割が搭載されています。これだけの数のタンパク質を均一に調製することは、無細胞タンパク質合成技術なしには不可能です。
 
(コムギ無細胞タンパク質合成技術については、開発者である澤崎研究室HPをご覧ください) 
 
 我々のプロテインアレイは以下のような特長があります。

 数多くの(数百から数万)タンパク質を搭載していること。

 タンパク質の濃度が一定(10〜100倍程度)であること。

生体サンプルなら多いタンパク質と少ないタンパク質で100万倍以上の差があります。

 タンパク質は固層化されず溶液中で存在していること。

 タイターウェルプレートの個々のウェルにそれぞれ1種類ずつのタンパク質を搭載しており、ベイトと1対1の反応を観察できること。

 
現在、我々はこのヒトプロテインアレイのバージョンアップを行っています。プロテオサイエンスセンターで進めているプロジェクトでは、数年以内に4,000クローンのタンパク質を追加する予定です。将来、ヒト遺伝子のほとんどを網羅したヒト全プロテインアレイHuman Whole Proteome Array)が完成すれば世界唯一のタンパク質研究ツールとなります。
また、タンパク質の種類や機能別にカテゴリー分けを進めたフォーカスドアレイFocused Protein Array)の作成も進めています。